皆さんこんにちは!
豊中発、小・中学生のキャリア教育から社会が変わればと考える塾を運営する、校長の藤田です。
今回は、「自己理解」と「目標設定」の重要性というテーマの内容になります。
みんなは、将来どんな人になりたいですか?
実は、「中学生の45%が10年後の自分に不安を持っている」という調査データがあります。
このデータでは、中学生は同時に、「自分の将来のどのようなことに関して不安を抱いているか」
というアンケートに対して、
「進学・受験」
が59.5%と最も高く、
その次が
「就職・仕事」
「お金(年金除く)」
(いずれも54.0%)
この様な結果でした。
この様な結果から、中学生は将来の進路や仕事、お金などに対して不安を抱いていることがわかります。
このような不安を解消するためには、自己理解と目標設定が重要です。
自己理解の重要性
自己理解とは、自分の強みや弱み、価値観や目標などを理解することです。
自己理解ができていないと、自分の適性や能力に合った進路や目標を決めることができません。
また、将来の不安を抱えやすくなり、学習意欲やモチベーションの低下にもつながります。
目標設定の重要性
目標設定とは、将来の自分を実現するために、具体的な目標を立てることです。
目標がないと、何のために勉強するのか、何を頑張ればいいのかがわかりません。
また、目標に向かって努力するモチベーションも維持できません。
自己理解と目標設定の具体的な方法
自己理解を深める方法
- 自分の好きなことや得意なことを考える
- 自分の苦手なことや苦手な分野を考える
- 将来の自分をイメージしてみる。
- 自分の価値観や目標を考える
- 自己分析ツールやテストを利用する
例)
- 自分の強み:
人と話すことが好き、新しいことに挑戦するのが好き - 自分の弱み:
集中力が続かない、計画性が足りない - 興味や関心:
スポーツ、音楽、海外旅行 - 価値観:
人と協力して何かを成し遂げること、新しいことに挑戦すること
目標を設定する方法
- 具体的な目標を立てる
- 期限を決める
- 達成するための計画を立てる
- 定期的に目標を見直す
例)
- 将来の自分:
スポーツ選手として活躍する - 目標:
高校で全国大会に出場する - そのために必要な行動:
毎日3時間練習する、食生活を改善する
まとめ
このように、自己理解と目標設定をすることで、将来の自分をより具体的にイメージすることができます。
自己理解を深め、目標を明確にすることで、将来の不安を解消し、学習意欲やモチベーションを高めることができます。
保護者からのサポート
中学生が自己理解と目標設定を身につけるためには、親のサポートが重要です。
- 子どもの興味や関心を尊重する
- 子どもの話をよく聞く
- 子どもの強みや弱みを一緒に考える
- 子どもの目標を一緒に立て、サポートする
中学生と親が一緒に、自己理解と目標設定について考え、将来の夢を実現に向けて歩んでいきましょう。