豊中の皆さん、こんにちは!

社会のテスト範囲が40ページ、教科書を読んでも頭に入らない

そんな経験はありませんか?

今回は、そんな時に役立つ暗記法をご紹介します。

その方法は、

【まず問題から解く】ことです。

「えっ、問題なんて解けない!」

そう思うかもしれません。

しかし、テキストを繰り返し読むよりも、先に問題を解く方が記憶に残りやすいのです。

なぜなら、脳には以下の2つの習性があるからです。

脳の機能について

  • わからないことを埋めようとする機能
  • 質問されたことに意識を向ける機能

1. わからないことを埋めようとする機能

例えば、駅ですれ違った人の名前が思い出せないことがありますよね。

しかし、しばらく考えて、もう思い出すのはやめました。

夜、お風呂に入っている時に、突然「あ、あの人の名前は〇〇だった!」と思い出すことがあります。

これは、脳が無意識下でずっと答えを探し求めていたからです。

この機能を「空白の原則」といいます。

2. 質問されたことに意識を向ける機能

繁華街を歩いている時、「喉が渇いた」と思いながら歩くと、自動販売機やコンビニ、喫茶店が目に入ってきますよね。

これは、脳に「スコトーマ(心理的盲点)」という機能があるためです。

これらの2つの機能を利用するために、問題を解くのが理にかなっています。

問題に答えられなくても、自主的に「答えを知りたい」と脳は答えを探そうモードになっているので、テキストを後から見返しても知識として吸収しやすくなります。

私も最近、キャリアコンサルタントの国家試験に向けてテキスト約2000ページ分を3か月、1日1時間くらいで学習していました。

テキスト全部を読む時間はなかったので、ひたすら問題集に取り掛かって、間違えた箇所から学ぶようにしました。

この方法で、効率的に知識を習得することができました。

まとめ

記憶問題が覚えられない時は、脳の習性を利用して暗記しましょう。

まず問題から解くことで、記憶に残りやすくなります。

ぜひ、この方法を試してみてください。

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