皆さんこんにちは!
大阪の東豊中で学習塾の校長をしている
藤田です
今回、「子どもの苦手を見つけて解消する方法」というテーマになります
皆さんのお子さんは、苦手がなかなか改善できない教科ってありませんか?
もしくは勉強自体が苦手で勉強しても覚えられなかったり、成績が上がらなかったり、
そういった事ってありませんか?
まずはじめに、
これから紹介する指導方法のメリットとデメリットを先に説明いたします。
メリット
- 一度苦手を解消したら、長期的に忘れなくなる
- 苦手問題をきっちりマスターする事で応用力がつく
- 長期記憶に定着させる方法でもあるので忘れにくくなる
デメリット
- 週2回は勉強に時間を取ってもらう
- 継続して勉強して効果を出すので日数はかかる
- 苦手を解消したいという意欲が足りないと時間がかかる
苦手を解消する学習方法について
お子さんにしてもらうのは、
理解度テストとテストで間違えた箇所の振り返り、理解度テストの繰り返しのみです
ただ、やみくもに繰り返すという事ではありません
苦手な箇所が全く理解出来ていない場合は、手本を見ながらでも問題をできる状態まで持っていきます
でないと、理解度テストを行っても全くできない訳で、苦痛でしかありません。
また、お子さんが間違えた問題を講師が分析して改善策を正確に提案できなければ成り立ちません
- お子さんの間違えるクセは何か?
- そのクセを直す対策を提案できるか?
- 何故、その問題が苦手なのか?
- その問題のうち、どの部分で行き詰っているのか?
- どのくらいのペースで苦手解消に向かっているのか?
ひとつづつ説明していきます
お子さんの間違えるクセは何か?
例えば、問題に小数点が入っていると間違えやすいなど
そのクセを直す対策を提案できるか?
小数点を一旦整数に直して計算してもらう
暗算せずに、計算式を紙に全て書いてもらう
何故、その問題が苦手なのか?
例えば、
数学の文章題から数式にするまでのやり方を知らない
英文のルールが整理出来ていなくて、問題に対して知識の使いわけが上手くいっていない
その問題のうち、どの部分で行き詰っているのか?
例えば、
数学の食塩水の問題で何の値を求めるのかの時点でわからない
数学の速度と時間と距離の問題で、これらの関係性がわからない
どのくらいのペースで苦手解消に向かっているのか?
定着させる為に繰り返すだけでも大丈夫なのか?
問題の言い回しが変わるとわからないから、まだ理解は出来ていないのか
苦手分析について
教材は様々ありますが、苦手分析、繰り返し学習、その成果を計る為にAI教材を活用しています
理由としては、
勉強の履歴が残ること
間違えた問題に対して、瞬時に解説が行われること
間違えた問題を分解して、部分に分けた問題を生成すること
これら全て講師側からも見る事ができるので分析に役立っています
それらのデーターを活用して、実際にお子さんと接して、話を聞いて、表情やしぐさみて、お子さん自身の説明がなくても察するのは講師側の力量の部分になります
人が判断する部分と、AIが得意とする領域をバランスよく混在させるのが良いと考えます
さらには、保護者さまがお子さんの特性を把握されている事を聞いて、指導に活かしています
確認と対策
苦手を分析し、対応策を行って、身に付く様に繰り返し、理解度テストで苦手が解消できているかを確認する訳ですが、改善速度が遅い場合は、説明の方法や、解いてもらう問題をガラッと変える事もあります。
お子さん自身が理解できない詳細を説明できないことは多いです
あと、思い込みを持っていて、いくら説明しても、お子さんの思い込みフィルターによって解釈されて、なかなか伝わらない事もあります。
これらの時に違う角度からの説明や問題に変える事で、お子さん自身が「はっ!」と気づく事があるんです
ある時、急に腑に落ちたり。
皆さんのお子さんは、どの教科のどこが苦手ですか?
ぜひコメントで教えて下さい。
勉強のタイミングも重要
繰り返し勉強するタイミングにも工夫をしています。
一気にまとめて苦手箇所を勉強するのではなく、少しづつ、何度も繰り返します。
自宅で問題を解き直ししなくても、次の授業までにその日解いた問題で書いた図や式をサラっとみてもらう様に伝える事もあります。
繰り返し勉強するタイミングに関しては、有名な理論があってそれに基づいて指導しています。
その、繰り返し勉強するタイミングに関する動画は改めてお届けいたします
このチャンネルでは、塾での学びや子どもたちの学習に役立つコンテンツを紹介していきます。
動画だけではなく、塾でワークショップを開催しています
ぜひ参加してみてください。
子どもたちの成長を一緒に応援してくださる方は、ぜひチャンネル登録をお願いします。
動画に対するご感想もぜひお聞かせください。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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